重量がある墓石を据付けるのに必要な基礎工事や、ズレ対策などの各工程を順を追って説明します。
地面を掘り、基礎になる部分を確保します。
採石を敷き、それを固定させるためにランマーと呼ばれる建設機材で転圧します。
頑丈な基礎を作るため、鉄筋を格子状に組み上げます。
鉄筋の上からコンクリートを流し込みます。
土台となる石を据付けます。石と石の間には、かすがいと呼ばれる石のズレを防止するための金属を埋め込みます。
コーピンと呼ばれるカロートの最上部に据付けられる石には、L字型のステンレス金具を取り付け、ズレを防止します。
石碑の据付けには、地震による倒壊を防ぐため、接合部に石材専用の接着剤を使用します。